IHや鍋など調理器具を新しくしたら脳内もリセット&アップデート
新しい鍋を買った
実家に行ったら、無水調理ができて、フライパンなど何点かセットで売られていた、ということで、新しい鍋が増えていました。
今までと使い方が違う
普段は、アルミやステンレスの鍋などを「普通に」使っていますが、この鍋は、無水というだけあって水分量、入れるタイミングなどが今までの方法と違うことが分かりました。
枝豆をゆでてみることにしました。今まではたっぷりのお湯を沸かす方法でしたが、説明書では「大さじ3杯の水」。たったこれだけ!
火の強さ、混ぜるタイミング、火にかける時間、すべて説明書を見ながらその通りに調理しました。
使えれば美味しさを楽しめる
美味しい!
大鍋でお湯をぐらぐら沸かしてゆでていた枝豆と全然違う味になりました。さすが無水調理。
枝豆そのものの味が濃くて、どんどん食べられます。
水も火力も今までよりエネルギーを削減した調理になったはずですが、これを続けないと意味はありません。
説明書を見ながらの調理は、正直面倒です。老眼鏡もつけなければならないし、説明書を開いたまま留めておかなければならない。
今までのお湯ぐらぐら方法だったら、こんなに頭も使わないし面倒なこともない。
だから、お湯ぐらぐら方法にもどるのか?それとも今までより美味しい調理ができる新しい鍋の使い方をもっと試すのか?
人間の脳は変化を嫌います。ちょっと油断すると多分、お湯ぐらぐら方法に戻るでしょう。でも、美味しさ、新しさ、脳の活性化に挑戦したい、という気持ちがあれば、説明書をを見ながら、いくつかの料理を試してみるのがいいと思います。
新しい調理器具は脳内をリセットし、アップデートする必要があります。
そうすることで、新しい調理方法が身に付き、自分も家族も今までより美味しい料理を楽しく食べられるようになります。
数年前に設置したIHの説明書を引っ張り出して料理
IHクッキングヒーターを数年前からご利用の方とお話をしていた時のこと。
かぼちゃの煮物、焼き物アシストのスパニッシュオムレツなど、簡単でびっくりするほど美味しくなりますね!
という話をしたら、
後日、購入時の説明書(多分レシピ集があるはず)を出してきて、パエリアとかグラタンを作ってみた、と報告してくださいました。
そう。
調理器具を変えるということは、自分の固定概念を変えなければならない、ということです。
お料理は毎日のことなので、身についた習慣があり、それを変えることは本当に大変なことです。
でも、新しい技術で何をしたいかと言ったら、美味しいご飯が食べたい!美味しいご飯を家族みんなで楽しく食べたい!
ということだと思うのです。
その目標に向かって、新しい方法を取り入れることを恐れてはいけないし、挑戦すべきです。
前述のIHクッキングヒーターを数年前からご利用の方は、説明書を見て調理をすることに挑戦されました。
数年経ってしまえば、すでに、IHの使い方を身につけていらっしゃるので、説明書を見て調理する、なんて面倒だと思うでしょう。
でも、面倒だと思わずに挑戦した。それが大切だな、と思います。
ある程度の使い方を覚えてから説明書を見ることで、新たな発見や応用方法が分かりやすくなります。
新しい調理器具には脳内のリセット&アップデートが大切だと思った出来事でした。