地震と電気火災 ― 知っておきたい通電火災のこと
12月8日夜の地震で被害に遭われた皆様、心よりお見舞い申し上げます。
まずは、皆様とご家族の安全が確保されていることをお祈りいたします。
被害が大きかった八戸の近く、十和田に娘が住んでいたことがあり、心配です。
通電火災って?
地震の時に一番怖いのは電気火災です。
電気が原因の火災、つまり「通電火災」という言葉を使います。
阪神淡路大震災の火災は6割がこの通電火災と言われています。
東日本大震災でも同じくらいの割合です。
通電火災は、停電が終わったときに起きます。
地震で家具や電化製品が倒れたところに電気が通る。電線は傷ついている。
停電が終わってホッとしたのも束の間。
傷ついた電線から火が出ます。
\停電が終わって安心ではない/のです。
阪神淡路の火災は、地震直後でなく停電が終わってからが多かったと言われます。
ブレーカーを落とせる?
だから
避難するときにブレーカーを落としましょう
と言われるのです。
でも、実際に落とせるかと言ったら難しい。
例えば我が家は2階で手が届かない場所にブレーカーがある。
大きな揺れの時に2階に行って、ブレーカーを落とせるかと言ったら落とせない。

感震ブレーカーで守る
そこで政府が推奨する「感震ブレーカー」なのです。
感震ブレーカーは震度5以上になると自動的にブレーカーを落とします。

- ブレーカーに手が届かなくても
- 留守にしていても
電気が止まります。
\電気が来ない/ことが大事
感震ブレーカーが作動していると、停電が終わっても「我が家だけ」電気が来ません。
これが大事です。
家の中の電線類をすべて確認してからブレーカーを上げる。
それが通電火災を防ぐ方法です。
感震ブレーカーの認知度は高くないので普及率が低いのが現状です。
工事の依頼は「電気工事店」
感震ブレーカーを付けたい場合は「電気工事店」です。電気工事店が見つからない場合は東京電力管内なら
「住宅電気工事センター」
で検索してください。
電気工事工業組合加入の電気工事店が参ります。
昨今は、分電盤詐欺が横行していますので、最低2社くらいから見積もりを取るのが良いかと思います。
どうか安全で安心な暮らしでありますよう。

