分電盤交換の2時間の停電で実感する電気がある暮らしの大切さ
分電盤は10年から15年で交換を勧められています
定期調査で指摘を受けるご家庭が多く、電気を安心に使い続けるために交換をする必要があります
しかし、分電盤は家中の電気の大元(おおもと)。電気を止めなければ安全な工事はできません
そこで、分電盤を工事する際には停電にさせていただくのですが、この2,3時間の停電で電気のありがたさを実感することになります
停電で困ること
- 冷蔵庫が心配!
扉を開けなければ2~3時間は大丈夫と言われています
冷蔵は少し余裕を開けて、冷凍はきっちり、入れると冷却効果は持続します - 夏はエアコンが使えないから熱中症の危険が!
充電式扇風機をお貸ししています - 冬はファンヒーターやエアコンがなくて寒い!
重ね着、湯たんぽなどの利用、停電前にできるだけ部屋を暖めておくなどお願いしています
- インターフォンが鳴らない!
宅配便などが届いても分かりません - パソコンは大丈夫?
停電する前に充電をしておくか、電源を切っておく - 最新式のトイレが…
センサーで流れるトイレは、手動でないと流れません
- 固定電話
電源につながれているものは使えません - 携帯電話
分電盤工事中は充電できません。事前に充電をおすすめします

番外編(これは大変!)
テレビ番組の録画
停電中は録画できないばかりか、録画途中で停電になると大切な番組が切れてしまいます
テレビ番組の録画は盲点でした
工事の時間を変更してほしいと連絡があったお客さま、実はご家族が大切な番組を録画中だったとのこと
たった2時間の停電だけど電気がないと生きていかれないことを思い知る
暑さ寒さは電気に頼らざるを得ません。ガスといえどもスイッチなどは電気です。冬の寒い時期だから工事は春先に、というお客さまもいます
逆に夏は充電式の扇風機をお貸しして多少は暑さをしのげるようにして頂いています。夏の工事はできるだけ午前中の早い時間におこないます
そして、トイレです。一般的なものは手動で水が流れますが、センサー式は流れない!工事中にトイレに入ることはできますが、新しいタイプのものをお使いの方はご注意ください
工事中に、外で何やら気配がして何だろうと思ったら、何度もインターフォンを鳴らす宅配便業者の方がいました。停電中は来客にも対応できなくなります。インターフォンが遠い場合は必要に応じて張り紙なども必要かもしれません