家の一部の電気が消えた時は「キャッチ(東電の電線ヒューズ切れ)」の可能性あり
主幹ブレーカーは落ちていない。
子ブレーカーが落ちてしまった。
まずは、漏電ブレーカーを上げる前に小さいブレーカーをすべてOffにします。これをしないと漏電ブレーカーがONになりません。
それでも電気が通らない時は、電線のヒューズが切れた可能性があります。このことを、「東電キャッチ」と呼んでいます。
この場合はどちらかで対応しましょう。
- 直接東京電力パワーグリッドに電話をする(つながりにくいが、すぐ工事になる)
- 電気工事店に電話をする(キャッチか、それ以外の原因か確認できる)
今回のお客さまは、「電気工事店」に電話してくださいました。分電盤と、電線を確認し、キャッチであると分かりました。
電線の持ち主は【東京電力パワーグリッド】です。
○○ガスや△△でんきなどは電気の小売会社です。東京電力エナジーパートナーは小売会社です。
電柱に問題がある時は、東京電力パワーグリッドの停電の部署へ電話します。
同じ「東京電力」と言ってもパワーグリッドとエナジーパートナーがあるので、混乱します。
電話の後、東電が立ち会ってほしいとのことだったので、約1時間待機し、工事に立ち会いました。
電線のヒューズが原因なので、費用は【東京電力パワーグリッド】が持ちます。
下で作業をする人、上で作業する人、交通整理をする人 3人でおこなっていました。
東電が来てからは1時間もせず、ヒューズ交換を終えました。



バケットに乗って、作業をしていましたが、電柱の棒に足を掛けて登ることもあるそうです。
怖い仕事ですが、こうした作業をしてくれる人がいないと、電気が家に来ない→生活できないということになってしまいます。
本当に感謝です。