工事の際、どうやって待っていればいいか分からないのは私だけではなかった

朝日新聞に掲載されている小説「C線上のアリア」にこんな言葉がありました。

今回に限ったことではない。自宅での家電の設置や修理の際、いつもどうすればよいのかわからない。だからといって、訊ねもせず、邪魔にならなそうな位置から眺めているだけだ。

2024年5月18日 朝日新聞「C線上のアリア」より

これを読んで、私だけじゃなかったのか、と思いました。

以前、洗濯機を搬入してもらった時のこと、作業をずっと見ていました。置けば終わりだと思っていたのが30分以上かかり、だんだん、見ていない方がいいのか、別の部屋にいたらいいのか迷いました。

でも、知らない人が家にいるということはいやなので、黙って見続けていました。

現在、工事のため、主人と一緒にお邪魔するようになり、お客さまも私のように不安だろうなと思うので、気をつけています。

お客さまの対応はいろいろです。「工事が終わったら声をかけて下さいね」と別室にいらっしゃる方。少し離れた場所で作業をしている方、工事を見ている方などいろいろです。

工事をする側から「こうしてほしい」とお伝えするならば、お声がけした時に聞こえるくらいの距離にいて下さるのがありがたいです。工事中、お客さまに聞いてから、という作業が起きる場合があるからです。

また、どうしていいか分からない場合は、「どこにいたらいいですか?」と遠慮なく聞いて下さい。分電盤工事などは2時間ほどかかってしまいますので、できるだけ、ご負担がない状態でお待ち頂きたいと思っています。

「どこにいたらいいですか?」と聞いてみたら、良い反応ではなかった場合は、心配だと思いますのでお近くでお待ちください。

不審な工事業者と思われないよう、細心の注意を払い、お伺いしているつもりです。

心配なことがありましたら、お気軽にお声がけ頂ければと思っています。