仮設電柱を運ぶ作業【電気工事士の仕事】

仮設電柱とは、新築の住宅を建てる際、まだ電気が来ていないので「仮に」電柱を立てて、電気を引くものです。

電気が来なければ、機械が動かないので、すべての作業ができません。つまり家は電気が来ないと建たない、とも言えます。

この日は、仮設電柱を現場から引き抜き(掘り出し)、役目が終わったところでした。

車(キャラバン)から仮設電柱を下ろします。電柱は20キロ以上あります。(かなり重い)。そして長いので向きを変えるのが難しい。

電柱置き場まで持っていきます。

立てます!

鎖でしっかりと固定します。

これは、片付け作業ですが、仮設電柱を立てるときは、この逆の作業で車(キャラバン)に載せます。

そして、穴掘り作業もあります。穴掘りをした日は、作業着も長靴も泥だらけです。「100センチ掘った」と言う時は、深さ100センチです。これをひとりで掘り、電柱を倒れないように建てる。クタクタになっています。

電気工事士の仕事のひとつです。